磯部コミュニティセンター

磯部コミュニティセンターはシンガポール赤十字の支援で復興した施設

福島県相馬市の磯部にある磯部コミュニティセンターは、シンガポール赤十字の支援で復興した公民館です。2011年3月11日に東日本大震災が発生し、津波によって磯部公民館も流されて全壊しました。その後、世界中から被災地に様々な支援が届きました。相馬市の磯部地区は、2013年7月にシンガポール赤十字によって磯部コミュニティセンターの総工費1億2千万円が全額負担される形で公民館が建設されました。公民館にはシンガポールの国旗が掲げられています。

磯部コミュニティセンターは、会議室・和室・図書館・調理実習室で構成されています。磯部の人達の集会や習い事に利用されています。取材に行った時もおばちゃん達が民謡の練習をしていて、民謡を披露してくれました。2階はロフトのようになっていて非常時には上に上がれるようになっています。

震災の時の磯部の写真も館内に貼られています。震災の教訓に立って、磯部コミュニティセンターでは災害時に食糧や宿泊場所の提供ができるように設計されています。

磯部コミュニティセンターの基本情報

  • 名称:磯部コミュニティセンター
  • 住所:〒979-2501 福島県相馬市磯部字狐穴647-4
  • 電話:0244-33-5561
  • 開館時間:08:30〜21:00
  • 休館日:土・日・祝日、年末年始
  • 駐車場:あり(15台)